おしゃれなベランダ空間に!観葉植物選びとお手入れのコツ

なんとなくベランダが寂しい・・・
と感じると真っ先に思いつくのは
「観葉植物を置いてみよう」という方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその一人。

モンステラを育ててみたいなぁと思って造園屋さんへ行ってみましたが、「室内で育てるもの屋外で育てるもの、向き不向きがあるのでモンステラはお勧めしません」と。

一年中外でも大丈夫!
という植物を選びたいというのがあったのでどんな植物が屋外に向いているのか調べてみましたので参考になればと思います。

屋外に向いている観葉植物5選!

エバーフレッシュ
昼間は葉を広げ、夜になると葉を閉じて眠るという中南米や東南アジアに生息する観葉植物です。
春から夏にかけて黄色の花を咲かせ、花が枯れると赤いさやに黒い実をつけるという他にはあまりない特徴を持っています。

エバーフレッシュは日光を当てると生育が良くなります。ただ真夏や長時間の直射日光は強すぎて葉が焼けてしまうこともあるので日光の調節をした方がよさそうです。日陰でも比較的強いですが、長時間暗い場所に置くと弱ってしまうのである程度日の当たる風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
また、昼間に葉を閉じている場合は水不足の可能性があるので葉水をやったり土は水不足でないかチェックしてみてください。


ユッカ
観葉植物が好きな方には定番中の定番だそうです。
別名「青年の木」。
新芽が次々と出てくることから成長や発展というイメージでお祝い事の贈り物に選ばれることも多い植物です。
ユッカは北アメリカから中央アメリカの乾燥地帯に広く分布し、普段は過酷な気温差の中で生育しています。その為、暑さだけでなく寒さに耐える力も持っており、霜などに当たらなければ屋外での冬越しが可能になります。中でも「ユッカ・フィラメントーサ」という品種は耐寒温度が-25℃で雪が降っても大丈夫だと言われています。更に直射日光にも非常に強く日当たりが良い場所でぐんぐん育ち、耐陰性もあるので日陰でも育てることが可能です。場所を選ばず過酷な環境下でも育てやすく地植えも可能と良いこと尽くめですね。
注意する点としては、日光を好み直射日光にも大変強い性質ですが、日陰に置いていたものを急に強い日差しの下に出すと葉焼けを起こしてしまう可能性があります。サイズなどの関係上、場所を屋内から屋外に移動しなければならない時は、徐々に明るい場所に移動させながら慣らしてあげましょう。また、乾燥にも強いので、土の表面が白っぽく乾いてきてから水遣りを行いましょう。ハダニの発生を防ぐために風通しの良い場所がおすすめです。


ゴールドクレスト
ゴールドクレストは北アメリカ原産のヒノキ科の植物です。黄金色の枝葉をしているのが特長で、洋風庭園をつくる上で欠かせない存在となっています。特に最近はクリスマスツリーに用いられることから冬によく出回っています。
寒さや乾燥に強い性質があることから、冬は元気に育ってくれます。その反面、高温多湿の環境には非常に弱いです。そのため、日本の夏の環境には根本的に合わず葉の内側が蒸れて枯れてしまうことがほとんどです。剪定をしっかりと行い、風通しのよい環境を作ってあげることが大切です。特に梅雨の時期は、高温多湿で蒸れてしまうだけでなく、土の中に潜む病気が雨によって木について、感染してしまう恐れがあります。下の方の枝は刈りこむなどして病気の感染を防ぎましょう。また、病気に感染したり、枯れたりしてしまった枝はすぐに切り落としてください。

アイビー
アイビーとは「つた」のことですが、観葉植物ではヘデラ属のことをさします。暑さ寒さや乾燥に強く、日陰によく耐え、他の植物と寄せ植えしやすい丈夫で育てやすい観葉植物です。
アイビーは、耐陰性の強い植物で日陰でもよく育ちます。真夏の強い直射日光に当てると葉が焼けてしまうので気をつけますが、斑入りの種類はしっかり日に当てないと、班が消えたり小さくなったりします。日当たりのよい場所におくと、葉色やつやもよくなり生長が旺盛になります。
また、アイビーは耐寒性もあり、生垣やグランドカバーとして越冬できるほど寒さに強いのですが、鉢植えは霜に当たらないような場所か、冬は室内に取り込むほうが安心です。観葉植物の育て方のポイントの一つは冬越しですが、アイビーは、寒さに強く0℃以上で屋外でも越冬します。霜に当たるような場所や凍るような場所では、葉が傷むので、室内に入れます。

多肉植物
ぷっくりした葉が可愛らしい多肉植物は、その愛らしい姿と育てやすさから人気の植物です。多肉植物といえばお部屋のインテリアというイメージが強いですが、実は栽培する環境は屋外の方が適しているのです。
多肉植物はアフリカやメキシコなどの乾燥した気候を原産地とする品種が多く、太陽の光を好む植物です。日が十分に当たらないとヒョロヒョロに伸びてしまい、多肉植物の魅力である愛らしい姿が損なわれてしまいます。そのため日陰になりやすい屋内よりも屋外の方が多肉植物の置き場所として適しています。ただし直射日光は蒸れや葉焼けの原因になるので避けてくださいね。多肉植物を屋外で栽培する場合、真夏は明るい日陰に移動させてあげるか日よけをしてあげましょう。強い光を浴びすぎると多肉植物が蒸れて傷んだり葉焼けを起こしたり、ひどい時は葉が溶けてしまうのです。
では、寒い冬はというと、多肉植物は葉に水分を溜めているので、気温が下がると凍ってしまう可能性があります。そうならないために、冬の寒い時期は多肉植物を乾燥気味に管理して凍らないように気をつけてあげましょう。水やりを減らすことで多肉植物が寒さに耐えられる状態になりますので、1ヶ月に1度土を湿らせる程度に与えるか、全く水を与えなくても大丈夫です。品種によっては葉を落としてしまうものもあるようですが、春になればまた生長を始めるので心配はいりません。

今回は、なるべくお手入れの手間がかからない植物をピックアップしてみました。
ふとベランダを見たときに緑がある。それだけで癒しを感じることもあるかもしれません。
まずは小さな鉢植えからでもベランダの雰囲気は変わってきます。
鉢が増えればいろいろなレイアウトやデザインで緑の素敵なベランダを作ってみてください。
私も今はオリーブだけですが多肉植物に挑戦しようと考えています!

我が家のオリーブ。調べてみると水が足りていないことが判明!しっかり生長できるように大切にします♡