当社がある京都も3月1日0時に緊急事態宣言も解除されましたが、油断せずこれまで通り行ってきた対策をしっかり継続してやっていこうと気を引き締める朝の始まりでもありました。皆さんもこれまで通り予防対策一緒にやっていきましょうね!
コロナ禍でよく聞くようになった言葉の一つに「おうち時間」というワードがあります。耳にされたこともあるかと思います。
「新しい生活様式」が求められるようになり、「おうち時間」を充実したものにリフォームしたいと考えられている方が増えています。
そこで私たちが提唱するのが「ベランディング」。
(ベランディングについてはこちらから)
ベランディングを楽しもうと考えたときに、あればいいな~と思うのが家でアウトドア気分を満喫できる「アウトドアリビング」です。外とのつながりをつくることで、これまでどこかに行かないとできなかった過ごし方を送ることができるようになります。
アウトドアリビング、どんな場所に作れる?
落ち着ける場所、楽しめそうな空間があればどこでも大丈夫!
アウトドアリビングは何も無理におしゃれにするためにお金をかけたり、場所を用意する必要はありません。今ある庭やベランダ、ウッドデッキなどを利用して、そこをアウトドアリビングとすると考えれば、簡単に手に入る間取りです。
例えば、庭にビニールプールを置いて、そこで子供を遊ばせながらくつろげるような椅子やテーブルを置いたら、その庭は立派なアウトドアリビングです。理想を挙げだせばキリがありませんが気負わず、気楽に気軽にアウトドアリビングを作ってみませんか?
とは言ってもどんな作り方がある?
リフォームの場合、間取りなどに制約が出てくるかもしれませんが、今現在の間取りを利用して、リフォームで部屋のひとつを(またはその一部を)アウトドアリビングにする作り方もあります。
壁がなくなるだけでも、非常に開放感がアップして、アウトドアの雰囲気が味わえます。
マンションのベランダやリビングから続く庭の一部にウッドデッキなどを敷いて、リビングの一部のようにする作り方もあります。
これはDIYでも気軽にできてしまうウッドデッキも多様にありますのでそれらを使って自分好みの愛着のあるアウトドアリビングが作れそうですね。
アウトドアリビング、これだけはやっておきたい5つのポイント
①プライバシー対策
家の中と違い、遮る壁やカーテンなどがないのがアウトドアリビングです。何も対策をしなければ、通行人たちに外から覗かれても仕方ありません。
また、話し声もつい大きくなりがち。お隣との距離が近い場合はご近所迷惑となり、ご近所さんとの関係が悪くなることにもなりかねません。
背の高いラティスやフェンスで囲んだり、背の高いグリーンを配置するなど、道から覗かれないような対策は元より、ご近所に対する迷惑にならないように、声を抑えるなど騒ぎすぎにも注意が必要です。
特に、マンションのベランダや、すぐ近くに家がある場合は、夜間に仲間を大勢呼んで、アウトドアリビングで騒ぐなど厳禁です。
②既存のプライベートスペースではなくパブリックスペースとつなげる
アウトドアリビングは、生活動線の延長上にあると使いやすくなります。
なるべくリビングなどパブリックスペースとつなげるようにしましょう。寝室や子ども部屋など既存のプライベートスペースから出入りする動線では、家族だけならいいかもしれませんが、お客様を招待するときなどはお互いが少し気まずい空気が流れるかもしれません。
また、アウトドアリビングに洗濯物を干すと一気に生活感が出てしまうため、洗濯物を干す場合はアウトドアリビングから見えない場所にスペースを確保するのがオススメ。室内干しに変えるとか、ランドリールームを設ける、ガス乾燥機を導入するなど、アウトドアリビングの非日常感をキープしましょう。
③ひとつ、シンボルツリーを置いてみる
アウトドアリビングに、ぜひ加えて欲しいのが、自然を感じさせるグリーンの存在です。たくさんの鉢植えや、広い花壇でなくてもよいのです。ひとつ、大きめのメインとなる鉢植えのグリーンを置くだけでOK。雰囲気がとても良くなり、快適で満足度の高いアウトドアリビングとなってくれるでしょう。また、背の高い植物なら、外からの目隠しの効果もあります。
④素材選びはメンテナンスの事も考える
アウトドアリビングの使い方に応じて、床面を木材にするのかコンクリートやタイルで仕上げるかを検討しましょう。
ウッドデッキにする場合は、メンテナンス面を考慮して素材や仕上げを選びましょう。
特に、DIYで作ってみようとお考えなら、木で基礎を組んでしまうと傷みやすいことから、コンクリートで基礎を打って土間を立ち上げ、その上に高耐久の木材を敷くのがオススメ。万が一取り替える場合も板部分のみを取り換えるだけなので、メンテナンスも簡単です。
床面だけでなく、アウトドアリビングにインテリアも同様です。避けて通れない問題の一つに雨があります。
アウトドアリビングに置くインテリアは、ある程度防水機能がついているものが望ましいです。また、雨にあたったあとにきちんと拭き取ったり、オイルを塗ったりというメンテナンスを欠かさないということが必要となります。
このひと手間で長く楽しめる空間を作ることができます。
⑤アウトドアリビングにも収納場所は必要
BBQやプールなどアウトドアリビングで使用する物をしまう収納をきちんと確保しておくことも重要です。
季節ごとに違う楽しみができるわけですから、シーズンオフとオンのインテリアが雑然と置かれていてはせっかくの雰囲気も台無しです。
今ある動線を考慮しながら収納スペースを検討しましょう。
また、使用用途に応じて水栓も設置すると便利になります。
工夫しながら思い思いの空間に
アウトドアリビングでやってみたいことは何ですか?
子どもを安全に遊ばせたい
お家でキャンプをしてみたい
ゆっくりと本を読みたい
テレワークの息抜きに
やってみたいことはたくさんありますが、まずは一つ、テーマを決めてやってみる!
それに慣れれば、いろんなことを楽しめる空間にアップデートしていけばいいのです。
キャンプセットをお持ちですか?
ではイスとテーブルを出してそこで時間を過ごしてみましょう。
いつもと違う、なんかいい時間♪が過ごせるはずです。
我が家もこのコロナ禍でのキャンプブームの影響もあり、なかなかキャンプ場の予約が取れずおうち時間を利用して家でキャンプをする!というテーマ設定からごちゃついた庭をウッドデッキに変身させ外でキャンプ飯を食べたりゆったり過ごすようになりました。
そしていつの間にやら焚火ができないなら・・・とアウトドアストーブまで導入するというアップデートっぷりです(笑)
微調整しながら楽しい空間でベランディングをぜひ楽しんでいただきたいと思います。
私たちは、そんなアウトドアリビングへのリフォーム施工、商品の販売、DIYのお手伝いを喜んでお請け致します。
使いきれていない空いたスペースがあれば有効活用ができるようにお客様とじっくりお話をしながら理想のアウトドアリビングに作り上げていきます。
どんな小さなお悩みでもお寄せください。
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