おしゃれなベランダ空間に!リフォーム床材選びとお手入れのコツ~天然木編~

ベランダの床材をおしゃれなものに交換したい、掃除しやすい床材を知りたい、自分で交換はできるのか?など、ベランダの床材についての悩みや疑問はたくさんあると思います。

ベランダにおすすめの床材の種類と特徴、掃除&メンテナンスの方法などについて紹介します。新築でベランダの設置を考えている方やベランダの床材を交換したい方への参考になればうれしいです。

ベランダにおすすめの床材の種類として、「天然木床材」と「人工木床材」、「金属製床材」、「タイル系床材」、「樹脂製床材」の5種類をそれぞれご紹介していきます。

天然木

天然木は質感と見た目の良さから「ウッドデッキ」でよく使われる床材です。天然木のウッドデッキは耐久性がなく腐りやすいという意見もありますが、使われている木材により耐久性は違ってきます。

天然木は大きく分けて、ハードウッドとソフトウッドでできたものに分けられます。

杉や松などの天然木は耐久性が低く、ハードウッドと呼ばれる天然木は15~30年と耐久年数が長いです。最も多く使われているハードウッドは、ブラジル産の「イペ材」です。
他に「ビリアン材(ウリン材)」や「セランガンバツ材」や「クマル材」などのハードウッドが良く使われています。

リビングにつながっているベランダにハードウッド系の床材を使用することで、第2のリビングとしての活用が可能になります。使用する木材の種類により施工費用は違い、一般的な天然木は1平方メートルあたり約10,000円、ハードウッド系は少し高く約20,000円が目安となります。

ベランダに天然木を使用した場合、ホコリなどの掃き掃除を日常的に行い、年に2回から3回ほど水を使ってデッキブラシで洗います。

それから、ハードウッドは基本的に塗装は必要ありませんが、経年で退色していくのでそれを抑えたい場合には塗装するようにしましょう。

ハードウッドは耐久性や防水性、防腐性などが高く、長期間使用していくことができます。

ソフトウッドの種類にはアカシア材やパイン材・シダーなどがよく使われます。費用を抑えることができますが、耐久性はハードウッドよりも低く、塗装などのメンテナンスを定期的に行う必要があります。

ソフトウッドは年に1回塗装をして、きちんと撥水できるようにしてあげる必要があります。
ブログのはじめに書いている天然木のウッドデッキは耐久性がなく腐りやすいという意見に関しては木材を吟味せずお求めやすい価格重視での設置を選ばれた結果が出た可能性が強い気がします。

メンテナンスの手間や費用の事、床材の色の出方など楽しみ方を使う方たちでしっかりと相談

してご検討くださいね。

次回人工木編について書いていきたいと思いますのでそちらもお楽しみに♪