ベランダ・お庭の台風対策

ニュースでは、総裁選か台風か。という感じですが。

私はどちらかと言うと、台風9号・10号がとても気になるところです。総裁選も気にはしてますよ!

特に台風10号です。8月の暑さの影響で海面温度が上昇しているので勢力が大きくなってしまうんですって。
2年前の台風21号に匹敵するとかさらに強いんだともいわれています。
2年前の台風21号といえば、関空の連絡橋にタンカーが衝突したり、車が横転したりたくさんの衝撃的なニュースが流されていましたよね。当社でも台風被害で瓦や波板が品薄になってしまいお客様に不便な生活をさせてしまったことも記憶に新しいところです。

そんなに大きい台風が西日本を直撃ならばまだ時間はあります!ベランダやお庭の台風対策を余裕をもってこれからやっておきましょう。

プランターや小物類を片付ける

ベランダやお庭にあるものはなるべくおうちの中へ入れてしまった方が安心です。
<プランター>
お家の中へしまう場合は、ある程度鉢についた土をはらってからブルーシートや新聞紙の上に置いて保管します。
お家の中でもお風呂場や玄関なら台風が過ぎ去った後も片付けが簡単です。
移動が難しい場合は、プランターや植木鉢を風の当たりにくい場所へひとまとめにします。そうして固定物と一緒にビニール紐などでくくっておけば重しの代わりになります。
ベランダでラティスを使われている場合はこれらの重しとなったプランターをラティスの足元に置いておけば吹き飛ばされることを防ぐことができます。(完ぺきではないのでしっかり結束バンド等でラティスは固定してください)
<グリーンカーテン>
ゴーヤ等グリーンカーテンを作られている方は、固定している上部を外して地面に固定して置いておきます。
<小物類>
これくらい軽いし硬いものじゃないから大丈夫だろうというものもお家の中へ忘れずにしまいます。例えば軽い壁を飾っていたシート等が風で飛ばされて走っている車の窓に被さってしまい事故を引き起こすことも考えられます。
これくらい大丈夫・・・という考えはなしにしておきましょう。
ベランダには何も置かない。これが一番です!

物干し台・竿を片付ける

物干し竿も風で飛ぶことがありますので、室内に入れましょう。どうしても室内に入れることができない場合でも、ヒモで物干し金物に固定するなどの対策が必要です。風にあおられて、カタカタと音が気になる場合がありますので、しっかりとくくりつけるようにしましょう。物干し竿の対策をしたら、物干し金物の高さを下げて格納します。重しのある置き型の物干し金物はヒモでまとめ、横に倒しておきましょう。

排水溝のお掃除

台風のように短時間で急激に雨量が増えると、バルコニーの排水が追い付かず浸水してしまう恐れがあります。下の階やまわりの住戸に迷惑をかける恐れがありますので、スムーズに排水できるよう、雨が降り出す前にバルコニーの溝や排水口を掃除しましょう。
まずは溝・排水口の土ホコリや枯葉を集めて取り除きます。一見ごみがなくなってように見える排水口も、ほこりや髪の毛がこびりついて排水を妨げていることがあります。歯ブラシなどの柔らかいブラシを使い、排水口のこびりついたごみを丁寧に取り除きましょう。

窓ガラスの対策

窓にガタつきが無いか、ヒビが入っていないかを確認します。強風で勝手に窓が開いたり、隙間風の音がしたりするのを防ぐために、窓の鍵を必ず閉めておきます。
台風がやってきたときにはカーテンは閉めておくようにします。
よそからの飛来物が窓ガラスにあたる可能性もあるため、完全に破損を防ぐことは困難です。万が一窓ガラスが破損した場合の怪我に備え、カーテンやブラインドは必ず閉めておきましょう。閉めたカーテンが、破ガラス片の飛び散りを防いでくれます。またできるだけ窓に近づかないことも怪我防止となります。
今後のためにもということで飛散防止フィルムを貼ったり、スプレータイプのものを吹きかけておくこともおすすめです。台風だけでなく地震の際などにも役立つはずです。

この時に、網戸も同じようにガタつきがないかを確認しておきます。強風にあおられて網戸が左右に動くこともあります。これが原因で網戸が外れてしまうこともあるため、動かないように固定するようにしましょう。網戸を固定するストッパーがついている場合はストッパーで網戸を固定します。ストッパーがついていない場合は、養生テープ等で網戸を内側から固定するだけで防ぐことができます。

防風ネット・防護ネットなるものでベランダ全体、窓ガラス、庭の植木等を守る方法もあります。

駐車場付近も確認を

車の近くに置いてあるものも気を付けてください。
自転車やバイク、保管しているタイヤやお子様の遊び道具。
よく見ると飛ばされそうなもの、飛ばされたら危険なものが結構置いてあります。
飛ばされそうであればシートをかけて紐で固定するなどの対応をしてください。

非常時に備えて

台風がやってくると、いつ何時どうなるかわかりません。
停電や断水にも備えておきましょう。
☆お風呂のお湯は抜かない
断水のときにはお風呂やペットボトルに溜めた水が生活用水として役立ちます。洗い物やトイレに使えます。
☆保冷剤を用意しておく
最近は夜でも暑い日が続いています。我が家も毎晩朝までクーラーフル稼働です。そんな時に停電したら・・・考えたくないですがとても暑いです。そんな時のために保冷剤やペットボトルに入れた水を凍らせておくと暑さ対策に使えます。
☆懐中電灯・充電器・電池は確実に
最近は、一つだけでなく単1~単4まで電池がどれでも使えるその名も「電池がどれでもライト」なるものもあります。これ、ありそうでなかったお役立ち商品ですよね。


火災保険の内容を確認しておく
保険会社によって内容が異なりますのでご自身の保険内容を確認して、もし写真が必要ならば被害がでたら写真を撮って残すようにしておくと安心です。


ガラスの飛散防止フィルムや保護ネット等につきましては当社でも取扱いしておりますのでご自身でうまくできない、購入したい等ご相談ください。

今年は暑さの影響で例年よりも大きな台風が発生しやすいそうです。普段からのお手入れと一緒に余裕を持った防災対策をしておきましょう。備えあれば憂いなしです。
とにかく、大きな被害が出ないことを願います。